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訳者あとがきを読んで腰をぬかす会

印刷革命

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著者のエリザベス・アイゼンステインについてぼくはまったく何も知らない。原書の裏表紙にある紹介記事によれば、ニューヨーク生まれで、現在ミシガン大学の史学教授らしい。面識のある人の話では、なかなかの女傑だそうで、写真の風貌からもそのような印象を受ける(…)。

この本の翻訳の難しさはおそらく最右翼に属する。女流学者は書き方に凝る傾向があるようだが(あるいはこれはぼくの偏見か)、これも実にレトリカルな文章が駆使されていて、翻訳者には実にchallenging、その意味で訳し甲斐があるともいえるだろう。

cabinet of wonder…その意味で紹介し甲斐があるともいえるだろう。