ABC

  • ディレクターズ・カット ウッドストック~愛と平和と音楽の3日間~ [DVD]』を垂れ流しながら書類書き。このDVDは二枚組みではなく両面に録画されているんだが、なぜか私の所持しているものはB面がブランクの不良品で結局半分しか収録されていない。
  • キシリトール噛みながら『ISBN:4334961304:title』を読む。タイトルと表紙からは想像できないしっかりとした記述で驚く(一部、固有名詞の訳語がおかしいのが気になるが)。ボボズとはブルジョアボヘミアンをあわせた造語。対抗文化的な資本主義がいかに広まっているかを、ビート派の例をあげながらユーモア交えて説明している箇所がある。

来年のコスト予測?目茶すごい。商品パイプライン?最大クール。IPOどう?噴火したさ。サンホセ会議?ずっこけたよ。真剣頭脳マッサージ。リアル・タイム人生経験。彼らの会話やeメールには、ジャック・ケルアックの言語スタイルがふんだんに顔を出す。とにかく即興的であれとビート詩人は忠告した。(・・・)「感じるものは、そのうちちゃんとした形を見つけるものだ」と、ケルアックは主張した。もしケルアックがいまも生きていたら、アスペンの企業セミナーなんかで、すっかり魅了された副社長連を相手に自作の詩を読んでいただろう。死んでいてさえ、ギャップの広告のスターになっているのだから。(156)

ボボズとかメトセクとかロハスとかゲイテッド・コミュニティ富裕層の生活などへの興味は(到底真似できないという点で)つきることがない。と言ったら、それはお前が田舎者だからだと指摘されたことがある。たぶんその通りだと思う。