(↑画像はイメージです)
ふと気になって、映画館でポップコーンが売られるようになったはいつなのか調べてみた。
1930年代、これまで映画館の外で販売されていたポップコーンは、映画館内で売られるようになりました。映画館のそばにあるお菓子屋さんが儲かっていることに映画館の関係者が目を止めたのです。ポップコーンコーナーは大盛況。ポップコーンは世界の映画館でも売られるようになり一層広がっていきました。
http://www.popcornpapa.jp/abouto_rekishi.htm
とまあ、時代はすぐに判明した。英語のサイトを調べても同じこと書いてあったので間違いはないのだろう(http://www.popcorn.org/index.cfmとか)。ポップコーンの歴史は古くコロンブスまでさかのぼるらしいのでポスコロ系の人はカルスタ系と接近しつつポップコーンに触れれば面白いのになー誰かまとめて書いてくれないかなー。一気に20世紀まで話を持って行って、あとはポップコーン表象とかやっていけば面白いだろう(面白いのか?)。タイトルは今日のように。どうせほら、コロンブスが発見した食べ物とかネタにしてる人もいるんだから、そんなに奇を衒った風にも見えないわけで、無難なウケ狙いっぽくて宜しいかと。それとも既に誰か書いているのか?
けど、いくらなんでも
1900年ごろには、なべに入れたポップコーンがはじける音がそこらじゅうの家庭で聞かれました。
とか、
そこで劇場の主人は思いつきました!
「そんなにみんながポップコーンを持ち込むなら、映画館の中で販売すれば。。。」
それ以来、映画館でポップコーンが売られるようになったのです。
もうこのころには talkies (トーキー)と呼ばれる「音」ありの映画になっていたので、ポリポリと音を立ててもよくなったのです。
http://futureglobe-edu.com/00cb08popcorn.html
なんかはちょっと言いすぎだし楽天的な解釈だろう。サイレントだからといって、観客までもサイレントだったわけではありませんて。*1まぁ伝説的な逸話だと思えばいいのだが、ここらへんしっかり研究すれば、ポップコーンだけでかなりのことを言えそうだなぁ。
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ちょっとしたことを思い出したので付け加えておくと。僕自身は映画館でポップコーンを食べる習慣はぜんぜんない。上映中に何かを食べると周りに迷惑というより、自分に迷惑。自身が咀嚼する音で耳がふさがり台詞を逃してしまうのが嫌だというのと、そもそもお菓子を食べる習慣が普段からないという理由で。ただかつて2年間映画館でバイトしていたときは、上映中に売店で袋入りのポップコーンを買ってのんびり読書しながら食べていたっけ。だいたい食べ過ぎて、喉が渇いてきて、ついでにジュースも買ってしまうという繰り返しだったように思う。そう考えれば、ポップコーンと映画館に縁がまったくないわけでもなく、ポップコーン・カルチャーに片足突っ込んでいるのかもしれん。
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つーか普通にあった。読み物として買うか。タイトルまで同じこと考えてやがる。
Popped Culture: A Social History of Popcorn in America
- 作者: Andrew F. Smith
- 出版社/メーカー: Smithsonian Inst Pr
- 発売日: 2001/03/01
- メディア: ペーパーバック
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図書館に行って覚えていたら探してみる絵本。ポップコーンの歴史がわかるらしい。
- 作者: トミーデ・パオラ,Tomie DePaola,福本友美子
- 出版社/メーカー: 光村教育図書
- 発売日: 2004/11/01
- メディア: 大型本
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*1:証拠を例示しようとしたが、手元の映画本をひっくり返しても特に書かれてない。『ニュー・シネマ・パラダイス』に騒いでいる観客が好意的に登場するよね、としか言えないす。