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- 『英語青年』7月号特集「文学史の現在と未来」。富山論文と佐藤論文がともに冒頭で同じ話を引っ張ってきている。思い出話オンパレード。みんな似たような話ばかりしやがってと思うなかで、ブッカー賞について書いた吉田論文に目がとまるのだが、ほとんど文学賞受賞作の紹介に費やしており、そして最後の最後で富山マンセーで終わって、なんだかなーな特集でありました。特集構成を富山で始まり富山への言及で終わる円環で閉じちゃっていいのか?「未来」なんて本当は考えていないんじゃないのかと思うよ。
一週間グローバルな生政治的ストライキを行えば、どんな戦争もやめさせることができるはずだ。(下:248)